group show @LIBRAIRIE 6 | 「金羊宮」展
group show Kin-Yoh-Kyu
09 Mar. – 21 Apr. 2013 LIBRAIRIE6, Ebisu
金羊宮 展
2013年03月09日~04月21日 LIBRAIRIE6(恵比寿)
「金羊宮」とは、ギリシャ神話の中でボイオティア王アタマスの息子プリクソスと双子の妹ヘレーが、継母イノーの悪巧みによって生贄にされそうに なった時、ゼウスが遣わして二人を乗せて逃げたのが金の皮を持つ黄金の羊であった。妹は羊が走る途中に海に落ちおぼれて死んだ。兄は逃亡先のコルキスでそ の羊を生贄に捧げたのである。また88星座の一つである牡羊座の時期に開催する事と合わせて「白羊宮」ならぬ「金羊宮」と致しました。また古くより羊はキ リスト教の中で救世主に導かれる信徒たちが、羊飼いに導かれる羊たちになぞらえられており、旧約聖書の時代に於いての羊は神への生贄として捧げられる動物 の一つでもあり、「ヨハネ黙示録」の中でも、天上の光景のなかで啓示されるイエスの姿は「七つの目と七つの角」を持つ小羊の姿である等「羊」はギリシャ神 話や聖書に多く登場する動物であります。
今回の「金羊宮」展で、LIBRAIRIE6/シス書店に集まった羊の群を是非ご高覧頂ければ幸いです。
LIBRARIE 6 佐々木聖
出品作家
赤木仁 宇野亞喜良 大月雄二郎 勝本みつる 桑原弘明 合田ノブヨ 菅野まり子 原マスミ 山下陽子 山本六三 他(50音順)による
∞ 菅野まり子 出品作品 ∞
「かるたえ・あえりあえ CHARTAE AERIAE」
22枚の肉筆歌留多と渡邊ゆりひとの詩、さらに製本作家・羽田野麻吏と、箔押師・中村美奈子によるコラボレーション作品
6.9×13.7cmx22/2013
「閾戸」 33.3x24.2cm/2013/キャンヴァス、アクリル、顔料、和紙、油彩
「かるた・あえりあ <家族>」 6.9×13.7cm/2014/厚紙、水彩紙、アクリル、顔料、鉛筆
「かるた・あえりあ <果樹>」 6.9×13.7cm/2014/厚紙、水彩紙、アクリル、顔料、鉛筆
「かるた・あえりあ <柳>」 6.9×13.7cm/2014/厚紙、水彩紙、アクリル、顔料、鉛筆